皆さまこんにちは。
教育グループ発信のコラム、『DX 寺子屋』、第17回です。
今回は図面の折り方です。
このコラムでは、これまでに2回、図面の折り方についてご紹介してきました。
第3回 図面の折り方 ~A2サイズをA4サイズに~
第7回 図面の折り方 ~A1サイズをA4サイズに~
最終章として、今回はA0をA4サイズに折ります!!
A0の紙って、とても大きいんですよ。
用紙サイズについてはコラムの第8回でお話しました。
第8回 用紙サイズについて
こちらでご紹介したのですが、A0の用紙サイズは841×1189mmです。
数値だとイメージが湧き辛いかもしれませんね。
新聞紙の大きさはイメージ湧きやすいでしょうか?
売っている時や、ポストに投函される際は折りたたまれていることが多いと思います。
あれを全部広げた大きさって結構大きいですよね。
電車の中で思い切り広げると、ちょっと邪魔ですよね。
あれを2枚並べて置いても、まだA0の方が大きいです。
とても大きいですね。
何と言っても長い方の辺は1mを超えています。
この大きさはなかなか見かけない人も多いのではないでしょうか。
私が所属している場所ではA0を出力する機会がないので、
保有しているプロッター(図面出力用のプリンター)で出力できる最大サイズがA1なんです。
しかし、これまで折り方をご紹介してきた流れでこのサイズもやっておきたい。
そこで、今回はA1をつなぎ合わせて・・・作りましたよA0サイズ!
いやー改めて見るとやはり大きいですね。
比較のために穴あけパンチを置いてみました。
赤い〇で囲まれた部分です。
では早速折っていきましょう。
実は折り方には色々なものがあるのですが、前に掲載した2回と合わせて、
ファイルに綴じるための折り方をします。
まずは、A4サイズの下敷きを用意するとやりやすいです。
A4の下敷きに合わせて、印(折り目)をつけます。
サイズが大きいため、片側だけだと、折る時に曲がってしまう恐れがあるので、
逆サイドにも印をつけます。
これをガイドに谷折りします。
端までしっかりと折ります。
次はAと表示した部分を折り返します。
端を持ちあげて・・・
下の辺を上の辺に合わせて折り返します。
両サイドしっかりと合わせて折ります。
ここまで折るとこのように細長くなります。縦の長さがA4に合う大きさになっています。
次は横を折っていきます。
再びA4サイズ下敷きの登場です。端にぴったりと合わせます。
下敷きに合わせて折り目をつけます。
このようにA4サイズぴったりの折り目がつきました。
この折り目に合わせて端からA4サイズの幅でしっかりと折ります。
次は折り目から170mmのところで折ります。
やりやすいように裏返して、折目が右側にくるようにします。
そこから170mmのところで折ります。
まっすぐ折りたいので、上下の辺に対して垂直に定規を当てます。
そして、折り返します。
今度は右端を持ちあげて、折られているところにぴったり合わせて折ります。
「ここ」に合わせて折ります。
折れたら左端を持って、既に折ってるところに合わせて折り返します。
合わせて・・・
折ります。
180°回転して、既に折ってあるところに端を合わせて折ります。
余っている端の部分は、右端に合わせて折ります。
このままだと表題欄が隠れてしまうので、見えるように折り返します。
見えますね。
次はパンチ穴をあけられるように、重なっているところの処理をします。
折ったところを広げて・・・
三角形に折ります。
そうですね。傷まないように内側に折り返します。
こんな感じになります。
これで穴をあけられますね。パンチで穴あけします。
表題欄側も内側に折り返してこのような仕上がりになりました。
ファイルに綴じてみます。収まっていますね。
広げてみますね。
まずはパタパタと蛇腹折り状のところを開いて・・・
全部広げるとこんな風になっています。
今回は折る回数が多く、だいぶ長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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