皆さん、こんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】ダイテックス 大阪オフィスのIです。
今回は私がダイテックスに入社してから成長したと感じることを話していきたいと思います。
今から30年ほど前、私は専門学校卒業後、こことは別の機械設計の会社に入社したものの、
設計よりは製図作業がメインでした。
客先に出向き現物を計測して図面化したり、
当時使われ始めたCADを使ってトレースしたりといったことばっかりやっていました。
設計と名のつく業務であっても、だいたいが類似設計で、先達の考えた機械を手直しするぐらいでした。
もちろんそれらも大事な業務なのですが、とにかく時間に追われ、ただただ手を動かしていたような時期でした。
中途採用でダイテックスに入社した後、自社でものづくりをしないものの、
お客様の元にて業務を行うこともあり、大手メーカー様の設計、製図業務に携わらせていただきました。
その中で大きな経験となったのは、自動車関連の生産工場で、生産ラインの計画にかかわらせていただいたことです。
新しいラインを計画する部署で、それまでの設備、生産冶具に対して、現場の作業者の要望や、
生産コストの節約、新技術の取り込みなど、大変忙しかった時期ではありますが、とても得がたい経験をさせていただきました。
一枚の図面のなかにも、無駄の無い製作工程や、出来上がった後の使いやすさ、
そしてなにより安全性、それらを徹底して考慮して織り込むという考え方が、今まで以上に身についたと思います。
いままで漠然と捉えていたものでも、色々と多面的な見方ができるようになったのではないかと思います。
普段目に付く日常品や色々な工業製品を見ても、
「これはどういった生産工程を経て作られているのか?」とか、
「これを安全に作るためにはどんな工夫をしているんだろう?」などと
考えてみたりすることもあります。
働き始めたころよりも、今はいろいろな図面を見るのが楽しいです。
【株式会社ダイテックス】
機械設計・CAD アウトソーシング事業
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