こんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】の教育担当です。
私たちの仕事は空間把握力が必要です。
しかしそれがどんな場面で必要になるのか、
少々イメージしにくいものです。
ということで今回は
「こんな時に空間把握力が役立つ!」という例をひとつご紹介します。
トップに表示されている画像をご覧ください。
車のハンドル(みたいなもの)です。
実はこの3Dモデル、不備があります。
※注意 デザインが粗悪なのは不備ではございません。
画像②を見てみましょう。
〇で囲んだ部分にご注目!
左がワイヤーフレーム表示、右がシェード表示(隠線あり)です。
どこか不自然ではありませんか?
このモデルの不備とは一体何でしょうか?
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わかりましたか?
この段階で気づいた方は、空間把握力“ありあり”です!
それでは続けて画像③を見てみましょう。
「不備ありモデル」と「不備なしモデル」を並べて
全く同じ角度から見てみましょう。
とても微妙な違いです。
ここで気づいた方は、空間把握力“あり”です!
さて、まだ状況がつかめない方のために
最後に画像④を見てみましょう。
今度は一目瞭然ですね。
モデルの不備とは、しっかりと「接続していないこと」でした!
この不備により、画像③のような“見た目”の違いが生じます。
この微妙な違いにすぐ気づいたり、自分の言葉で説明できる方なら、
空間把握力があると言えますね!
3Dモデルを作る仕事において、どんな場面で空間把握力が必要になるか、
ひとつイメージしていただけましたか??
【株式会社ダイテックス】
機械設計・CAD アウトソーシング事業
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