皆さんこんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】ダイテックスの教育担当です。
先日採用グループのブログで『加湿器』話題になっていましたね。
私も導入致しました。
乾燥、ダメ、ゼッタイ。
ということで、今日のブログは、冬の乾燥について考えてみたお話です。
突然ですが、私の配偶者は空調関係の仕事をしています。
その配偶者が、先日こんなことを言っていました。
「冬は加湿しろってよく言うけど、それと同時にある程度暖かくしないとダメなんだよね。
気温が低いと飽和水蒸気量が少ないから」
ほうわ…?
中学校で習ったはずと言われましたが、おぼろげなので調べてみました。
皆さんは、飽和水蒸気量という言葉を覚えているでしょうか。
ざっくり言うと、空気中に含める水蒸気量のことで
それは気温が高くなると増える、ということでした。
気温ごとの飽和水蒸気量はこんな感じです。
気温が10℃から20℃に上がると含める水分量は2倍近く増えるんですね!
ということは、同じ湿度でも、気温が違えば含んでいる水分量は違う…と。
ほうほう…。
だから暖房で温まると一気に湿度が下がるわけですね。
どこかに飛んでいってしまったのかと思っていましたよ。
気になりだすと、とことん調べたくなる性質のため
気象庁のHPを覗いてみました。
昨日11月10日の東京の気温と湿度を見てみると…
出展:気象庁 アメダス(表形式)
https://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/yesterday-44132.html?areaCode=&groupCode=
ふむ。
わかりづらいのでグラフにしてみました。
確かに、気温が高い時間帯は湿度が下がっています。
水分量自体はそう変化がないはずなので、やはり飽和水蒸気量(言いたいだけ)の問題なのですね…
ということで、とことん(?)調べた結果、心の底から納得したのでした。
乾燥対策には、やみくもに加湿するだけではなく、温度にも気を配る必要があるということですね。
ちなみに、環境省が推奨しているエアコン設定温度は20℃だそうです。
(あくまでも目安ですが。)
湿度は50%くらいをキープすると快適に過ごせるそうです。
湿度が上がると活動が鈍るウィルスもいるそうなので
風邪などの予防にもなりますね。
ということで冬の乾燥について考えてみたお話でした。
それではまた!