こんにちは!【CADのプロフェッショナル集団】ダイテックスのシステム担当です。
前回データセンター活用によるデータ一元管理についてご紹介をしましたが、今回の取り組みにはもうひとつ重要な要素があります。
それは『CADの遠隔運用』です!
巷ではVDIと呼ばれる大規模なサーバーベースの仕組みが一般的ですが、とんでもないお金がかかるので早々に断念。。。(;´Д`)
当社の規模で実現可能な方法は無いか?と様々な検討をしてきました。
結果、HP社のワークステーションで利用可能な『RGS(Remote Graphics Software)』という画像転送ソフト(元々はNASAの火星探査で利用された技術だそうです!)を利用した、
1対1でのシンクライアント構造を構築し、運用を開始しました。
「データ一元化=お客様のCADデータを守る」という点においては、理想的な環境と言えますが、
やはり現場の作業者にとっては、ネットワークを介在している事によるレスポンス等、ローカルでの運用と同等の操作性とはならないため、
まだまだ改善の余地も多く、問題点の洗い出しと最適化をしていく必要があると思っています。
また弊社では、実務のみならず会社説明会などの採用のイベント時に、学生の方々にCADを紹介する際にもRGSを活用しています。
HP社のワークステーション(Zシリーズ)をお持ちの方は無料で利用できますので、一度お試し頂いたら如何でしょうか?(HP社の営業みたいになってしまいましたが・・・)
※画像:私の古いノートPCからでも、RGSを使えば遠隔で3D-CADを操作出来ます!
(3Dモデルはサンプルです)