皆さんこんにちは。
【CADのプロフェッショナル集団】の東海地区担当
名古屋オフィスです。
これから新社会人を目指す皆さんへ
皆さんは自分の成長を感じたことはありますか?
例えば、高校や大学に入学してから、今の自分を比較してみてどうでしょうか。
色々思うところがある方もいらっしゃると思います。
今回は入社から10余年が過ぎ、少なからず後輩を指導する機会がある私が
「社会人になるとどうのように成長できるのか」
をテーマにして、入社当時を振り返り、自身に感じたことをお伝えしたいと思います。
少し調べれば山ほど見つかる体験談の1つとして参考にしてください。
入社してすぐ、私は本社でCADの教育を受講することになりました。
当時の私はとにかく細かいチェックが苦手で、モデリングの課題を一発でクリアできず
居残りして修正していたのを覚えています。
・ケアレスミスが多い
・作業が遅い
これが私の社会人としての出発点でした。
転機となったのは、私の配属が決まった時です。
当時の部長から言われた言葉をよく覚えています。
「お前はよく喋れるからアドバイザになれ」
当社のアドバイザは、お客様に対してCAD運用の提案や操作手順を教えるチームです。
モデリングや製図が主業務である当社の中でも、特殊な部類です。
配属直後に苦しんだのは知識不足でした。
当時は担当する機械部品に興味がなく、予備知識0からの再スタートです。
今でこそ見ればそれとわかる部品の名前も1年以上かけて地道に覚えました。
ここでお伝えしたい事は
「専門用語や知識など、仕事で毎日触れるものは自然と身に付く」
ということです。
予想外の仕事に就くことになったとしても、不安になる必要はありません。
学ぶ姿勢が大事です。
そして我々の成果は担当設計者やプロジェクトが円滑に進むように、CAD操作のサポートや様々な改善提案をすることでした。
ここで大事になってくることが、「プレゼン」です。
前述の通り、私は細かいケアレスミスが多かったため、資料の誤字には特に注意しました。
プレゼン本番中に資料の間違いに気づいた時の冷や汗は筆舌にしがたいものがあります。
本番で使用する前に同僚や先輩に一読してもらい、確認と練習を繰り返すことで少しずつ改善していきました。
これはチェックする側となった今でも怠りません。いくら慣れているとはいえ、大事な「商品」ですから、慢心は禁物です。
逆にあまり成長を実感できていないところもあります。
それはモデルや製図の作業速度です。
アドバイザの成果はお客様となるCADユーザの成長と効率化なので、我々が単価いくらのモデリング業務を行う機会はほとんどないからです。
厳しい競争に晒されることが成長の一助となることは間違いありません。
最後に
自信の成長はなかなか自覚できる事ではありません。
では、どのような時に自覚できるかというと、後輩を指導したときです。
入社当時に自分が苦労したことを、今や指導できる立場になっている。
皆さんも後輩に勉強や部活動などで経験があるのではないでしょうか。
皆さんが仕事に就かれた際は、ぜひ先輩方に経験談や失敗談を聞いてみてください。
【株式会社ダイテックス】
機械設計・CAD アウトソーシング事業
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